2008年02月07日

世界を驚かせる事は出来たか? 日本4−1タイ


2010年サッカーW杯南アフリカ大会への戦いが始まった。

監督がオシムから岡田に替わってから初めての公式戦でもあり、どの様な内容・結果になるのか注目していたが、終わってみれば4−1での勝利という数字の上では快勝と呼べるような結果となった。

内容の方は、完璧にはほど遠いという感じがしたが、”まだシーズンインしていない”、”大会初戦”、”雪が降っていて寒い”、”海外組がいない”など言い訳できる要素は多数有り、まだまだ岡田サッカーがどのようなものなのかを語るような段階ではなかった。

言い訳を無視して、ゲームから感じたことを書けば、3得点がセットプレーがらみ、1得点は山瀬の個人技&ラッキーという、本来目指すべき”組織的に崩す”ようなプレーはほとんど出来ていないという状況だった。

タイのDF陣は非常に良く組織されたもので、さらにチーム全体が守備の意識も高く、流れの中で崩すことがもっとも難しいタイプのチームだった。その様な場合、セオリー通りなら高さを活かした攻撃やミドルシュート、セットプレーというところが攻略法という事になるのだが、”世界を驚かす”事を目標とするチームであれば、もっと高いレベルでの崩しを考えて欲しかった。

オシム時代に実践されていた”考えて走る・ボールも人も動く”という部分で物足りなく、ボールは回るが人の動きが少なく、質も悪いという感じがした。

前後の揺さぶりで崩すような動きがもう少しあれば良かったのだが、高原の出来が悪く、前線でボールキープ出来ないので2列目・3列目からの飛び出しも効果的には出せなかった。

また、岡田サッカーのテーマである”接近・展開・連続”を意識したものなのか、やたらと狭いエリアに入っていくプレーも目に付き、サッカーの質という部分では物足りなさを感じた。

アジアのレベルであれば、セットプレーでかなりの得点が期待できるので、勝ちにだけ・W杯出場だけこだわるのであればこれでも良いかもしれない。しかし、オシムが目指していたのはこんなレベルでは無いと信じるし、岡田自身も世界を驚かす事を目標としていると公言したのだからこんなサッカーに満足せずさらに高いレベルのサッカーを目指してもらいたい。


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posted by Ryon at 09:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本代表2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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