2010年02月26日

まだ希望はある


■解任論渦巻く岡田監督

2011年カタール・アジア杯最終予選、バーレーン戦(3月3日・豊田ス)に向けた代表メンバー20人が発表され、中村俊輔(エスパニョル)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、森本貴幸(カターニア)など海外組5名が選ばれたが、東アジア選手権からFW平山(FC東京)が残り、MF小笠原(鹿島)は外れた。


東アジア選手権で惨敗した岡田監督としては、今後の試合はテストを重視しながらも結果も求められる苦しいものとなるだろう。

ある調査によれば、サポーターからの岡田監督解任を求める声は80%以上とも言われている。今週のサッカーマガジン、サッカーダイジェストなどにも岡田監督の是非を問う記事が特集で組まれており、サッカージャーナリストからも解任を求める厳しい声が結構聞かれた。

自分自身の考えとしては、もともと岡田監督を支持していないという事情もあるが、このタイミングであっても監督を替えたほうがチームが良くなる確率はいくらか高くなるのではないかと考えている。

実際にプレーをするのは選手であり、選手のがんばりが足りないという様な論調も一部では見られるが、しかし、その選手を選んでいるのが監督なのだから、やはり監督を替えることが一番の近道の様な気がするのだ。

岡田監督が今の「考え方」や「やり方」を変えたりしながらチームを調整してより良い方向に持っていくというのも理論上は可能かもしれないが、岡田監督の経験値以上のチームは出来ないという事を考えれば、岡田監督の成長を待つような今のやり方よりも、経験のある監督に替わる事の方が遥かに可能性がある様に思える。(それなりの監督が就任すれば、少なくとも今よりも期待感は上がるはず)


しかし、監督が変わる可能性が極めて低い現状で、どの様になれば日本代表は期待を持てるチームになるのだろうか?。

■海外組に望みを託す

岡田監督はバーレーン戦に向けて、ほとんどの海外組を召集した。しかし、この方法でチーム力は上がるだろうか?

個の力を考えれば、海外組は非常に魅力的ではある。しかし、現在の日本代表の戦い方として、守備面では全員がプレスをかけ続け体力を消耗、攻撃では数少ない戦術のひとつ「サイド攻撃」を除けば、選手のイマジネーション、コンビネーション頼みの現状では、多くの時間を一緒にすごせない海外組が、攻撃面で個の能力を発揮できる場面は極めて少ない様に思われる。

■チームリーダー待望論

また、現在のチームには苦しいときにチームを引っ張っていけるようなリーダーが不在なのもマイナスの様な気がする。

中村や遠藤など、ベテランと言われる中心選手は、能力ではチームを引っ張っていけるかもしれないが、ラモスや中田の様な絶対的なカリスマ性は持っていない。本当に苦しいときにチームを立て直せるような絶対的な存在感が足りない。

そういう意味では、小笠原の存在感は今の日本代表には必要なのではないかと思っていた。しかし、今回の選手選考をみれば、岡田監督があまり小笠原に期待していないことは明白だ。

岡田監督が現在期待しているのは「本田圭佑」であることは間違いないだろう。ここまでの日本代表では「中村俊輔」がチームの中心であり、中村を生かす事を最優先に考えた場合、本田とのマッチングが悪い事から、本田の能力を生かす方向で本田を試すことはしてこなかった。

しかし、現在の岡田監督は、日本代表を変える救世主を必要としており、その役目を託せる可能性がある唯一の選手が「本田圭佑」だと考えているのではないだろうか?。

欧州での実績や勢いを見れば、今の本田にはその資格があると思う。しかし、本田を生かせるチームを創るには今までの日本代表の常識をいくつか壊す必要がある。システム?戦術?、確かにそれらも微調整は必要だろう。しかし一番変えていかなければならないのは、選手の意識、特に中心選手である中村や遠藤の意識ではないだろうか。

加茂監督が率いた日本代表に中田が入ってきたとき、チームの中心選手だった名波や山口は、これからは中田中心のチームになるのだと理解したという。名波、山口だけでなくチーム全体が大人の対応が出来るチームだったとも語っていた。

中村、遠藤には名波、山口のような懐の深い大人な対応と、”チームを生かすための本田の生かし方”、そしてその為の自身の生き方を考えてもらいたい。

選手が変われば、まだ希望はある。


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posted by Ryon at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本代表2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

サッカー協会会長はブーイングの意味を考えよ(日本1−3韓国)

2010年 W杯のための大切な公式戦である「東アジア選手権」を岡田監督率いる日本代表は1勝1敗1分の3位で終えた。

東アジア選手権前のベネズエラ戦の引き分けも含めて、現在の岡田ジャパンを評価した場合、誰が見てもW杯でベスト4を目指すレベルではないと思うだろう。

岡田監督に言わせれば、シーズン前で調整がうまくいっていない・試合勘が戻っていないという理由でこの結果にもある程度納得している様だが、そこも含めてどうすれば勝てるのか考えるのが監督の仕事ではないのか?

仮にこの大会をW杯のためのテストマッチだと割り切っており、勝利が絶対ではないと思っていたのであればまだ救いがある。しかし、小笠原、平山などの新戦力は、W杯本番で使う事を想定して試したとは到底思えない采配だったし、今までも試されてこなかったCBのバックアッパー岩政も、闘莉王の退場が無ければ出場することは無かっただろう。

香港戦で出場した今野も、守備力が売りの選手なのにまったく攻めてこない香港相手で良さを出せず、評価を落とす結果となってしまったと思うし、良かったと思える点がほとんど見えてこない。

海外組がいない事を差し引いて考えても、まったくと言っていいほど進歩が見えないし、今後に期待できる点もまったく無い。

W杯まであと4ヶ月という時期であるという事を考えれば、監督を変える事をリスクと感じる気持ちもわからなくはないが、現在のチームの状況と、”世界で勝った事の無い監督”の「机上の理論」から、4ヵ月後の日本代表の状況を楽観的に予測できる人はどれだけいるだろうか?

あのブーイングを聞けば、日本代表を応援する多くのサッカーファンが、それほど楽天的ではないという事がわかるだろう。
日本サッカー協会の会長はブーイングの意味を真剣に考えるべきである。


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posted by Ryon at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本代表2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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