2012年10月31日

残り4試合 勝ち点55 得失点差3 

2012年のJリーグも残り4試合となった。
現在の首位は広島で勝ち点55、そして2位が仙台で同じく勝ち点55、得失点差3で追っている。
3位の浦和は勝ち点49、4位の清水が勝ち点48と優勝するには少し厳しい状況だが、広島・仙台が圧倒的に強いというわけではないので、まだあきらめるには早いか。

広島も仙台もリーグタイトルは獲ったことがないので勝てば初優勝という事になるが、自分は仙台を応援しているので是非仙台に優勝してもらいたいと思っている。

正直なところ、自分はそれほど熱心にJリーグを見ていないので現在の広島・仙台のチーム力にどれほどの差があるかはわからない。しかし昨年唯一スタジアムで観戦したのが広島・仙台戦でその時の印象から考えると、若干だが広島が攻撃的で良いサッカーをしているかなという印象だった。(ただしその時の試合は0−0引き分けだったが)

今年の成績を数字からみる限りではほとんど互角という感じがするが、仙台の方が引き分けが多い。
昨年直接見た時の仙台の印象も、相手に押されている状況でも、非常に粘り強く耐えるチームという感じで、その部分が引き分けの多さにつながっている様な気がする。

震災が現在の仙台の強さに影響していることは間違いない。以前から引き分けの多いチームではあったが、以前の引き分けと、現在の引き分けでは大きく意味が違うように感じているのは私だけだろうか。

以前の「勝ちきれない」チームから「負けない」チームへ。今の仙台は多くの人々の希望なのだ。

次節ホームのC大阪戦、微力ながらスタジアムに応援に行く予定だ。仙台の頑張りを目に焼き付けてこようと思う。


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posted by Ryon at 23:06| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月17日

遥か彼方に(日本 0−4 ブラジル)



サッカー日本代表は16日、ポーランドのヴロツワフでブラジル代表と対戦し、0−4で敗戦した。

アウェーでの強豪国との2連戦は、日本代表の現在地を知るには最適なものだと思われたが、結果は非情なものだった。


0−5で惨敗し、”サンドニの悲劇”と呼ばれたフランス戦から11年。内容はともかく、あのフランス代表相手に1−0で勝利するまでに成長した日本代表だったが、次回W杯のホスト国であるブラジル相手にまったく歯が立たなかった。

フランス戦から変わった部分としては、本田が怪我から復帰し、右SBが酒井から内田に変わった。
またFWのハーフナーが抜け、FWなしの0トップ気味の布陣という今まであまり採用されたことのないシステムが採用された。

ザッケローニ監督の対戦前のインタビューなどからは、ブラジル相手であっても攻撃的に戦うという意思が感じられたが、今回の0トップシステムは本田のキープ力と決定力に期待してのものだろう。それだけチャンスが少ないという事を予測した上で、現状もっとも現実的な対応策をとったのではないだろうか。

フランス戦を見た感じでは、日本が強かったというよりは、フランスの完成度がまだ低かったという感じだった。つまり日本戦でのフランスは、ヨーロッパの強豪国というよりは、中堅国くらいの力しか出せていないという感じだ。逆に言うと現在の日本代表もヨーロッパの中堅国くらいの力があるという感じか。


ブラジル代表の最近の戦績は、イラクに6−0、中国に8−0とアジアレベルの相手に圧勝している。
日本代表もイラクに1−0で勝利してはいるが、日本とブラジルとの間にはかなりの実力差があることがわかる。

日本−ブラジルのゲームを見た感想だが、やはり技術にかなりの差があると感じた。技術の差は攻撃力の差に直結しており、ブラジルの攻撃力と日本の守備力の差が4−0という得点に表れていた様に思う。

現在の日本代表は守備よりも攻撃の部分にストロングポイントがあり、守備にはまだ足りない部分がかなりある様に感じる。
香川、本田、清武の攻撃陣は世界レベルで見ても十分な破壊力がある様に思うが、まず守備で互角にやれなければその自慢の攻撃に移ることも叶わない。
現在の日本代表は守備的なポジションの選手たちでも、守備能力以上に攻撃時のパーソナリティを優先されているように感じられる。
ボランチの遠藤・長谷部は守備力よりはゲームコントロールやダイナミックな攻撃参加などに特徴がある選手であるし、CBの吉田・今野も元々はボランチの選手で、守備力よりも展開力に期待されている選手の様に見える。
SBの内田、長友も守備よりは攻撃に特徴がある選手だ。

日本の攻撃時にはなかなか良い展開になる場面もあったが、ブラジルを慌てさせるほどのものではなかった。
決定力、スピード、フィジカルなど、どの点を取ってもブラジルに分があり、現状では打つ手がないように思われる。

やはり、ブラジル相手に攻撃的に行くことは現状では自殺行為に等しいという事だろう。

このヨーロッパ遠征では、日本代表のできる事、できないこと、通用する部分とそうでない部分がかなりハッキリ分かった。これこそが今回の遠征で求められていた事であり、むしろこれほどの差があることがハッキリした事は良い事だったのではないだろうか。
アジアとは違う世界基準を知る良い機会となったはずだ。今後はまたW杯予選というアジアとの戦いとなるが、今回の経験を踏まえて世界基準のチーム作りを行ってもらいたい。

世界の頂点は遥か彼方だが、まだ時間は残されている。


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posted by Ryon at 09:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本代表2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月11日

ザックジャパン 世界での立ち位置を知る戦いへ

サッカーの日本代表は12日午後9時(日本時間13日午前4時)から、パリ近郊のサンドニでフランス代表、16日にはポーランドでブラジル代表との国際親善試合を行う。

今回のアウェーでの国際親善試合は、ザッケローニ監督就任以来、初めて日本代表が世界基準に近い環境で戦う機会と言えるのではないだろうか。

ホームであればアルゼンチンなどとも対戦しているが、やはりホームのフレンドリーマッチでは相手の実力が100%発揮されるケースは稀で、本当の意味で世界基準を計るにはアウェーでの対戦が絶対に必要だ。
日本代表はアジアではトップの実力といって差し支えないと思うが、それ故にアジアでは世界レベルの対戦相手がほとんどいない。アジアで勝つことが容易という事ではないが、戦術的にアジアと世界を同じようには戦えないので、W杯本戦を見据えれば、W杯予選とは別の戦術・戦略、または別のメンバーなどを試す機会が必要なのだ。

現在かなりの選手がヨーロッパのクラブに所属している現状では、ヨーロッパでのアウェーゲームはコンディション的にはさほど不利にはならない。しかし、今回は何人かの怪我人が出ており、今までの延長としてのベストメンバーは選べなさそうだ。特に問題なのはチームの核である本田が別メニュー調整を続けている事である。
今までのザックの選択では、本田の代役は中村(憲)という事になるが、今回は香川トップ下もあり得るのではないだろうか。

世界から見れば、日本代表のなかでもっとも警戒するべき選手は本田ではなくマンチェスターユナイテッドのトップ下、香川真司である事は間違いない。しかしザックは頑なに香川トップ下を拒んできた。

これまでの日本代表は、本田の持つ類まれなキープ力をキーとした戦い方で結果を残してきた。FWにキープ力の高い選手のいない日本代表では本田がその役割の一部を担っているわけだが、その結果、本田不在時の代役にもそれに近い役割が求められており、香川のようなスピードやクイックネスを特徴とする選手よりは中村や長谷部、柏木などのキープ力がある選手が選ばれてきたのだろう。だが、アジアレベルの戦いであればそれでも通用するかもしれないが、今回戦うフランス、ブラジルレベルのチームであれば、今までよりもさらに高いレベルの強さが求められる。そこで日本最高と認識されている香川のトップ下起用が、もう一つのスタンダードとして使えるようになる事が望ましい。

2001年、中村・名波を中心に世界レベルのモダンな戦術でアジア大会を圧倒的な強さで制しアジアチャンピオンの日本代表は、自信を持って、サンドニでのフランス戦を戦った。しかし0−5という大差で敗れアジアと世界の差をチームとしても個人としても痛感した。あの戦いでフランスと互角にやれたのはイタリアでプレーしていた中田(英)ただ一人だったが、今ではチームのほとんどが海外経験を持つまでに成長している。
対戦相手であるフランスは、あの当時ジダン、アンリなどを擁するまちがいなく世界最高のチームだったが今回のチームは強豪には違いないがそこまでの強さは無いだろう。しかしヨーロッパレベルでは平均以上の強さを持つことは疑いようがなく、それ故に今回の対戦により日本代表の世界での立ち位置が明確になるのではないだろうか。

今回のフランス戦で良い戦いをして、その勢いで世界トップレベルの攻撃力を持つブラジルに挑んでもらいたい。

間違いなくザックジャパンとしてのターニングポイントとなるはずだ。

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posted by Ryon at 18:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本代表2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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