2007年11月15日

浦和レッズ アジアの頂点へ!



ACL決勝第2戦、浦和がセパハン(イラン)戦に2−0勝利し、日本のクラブとして初めてACLで頂点に立った。

アウェー第1戦が1−1引き分けだった事からアウェーゴール2倍ルールにより浦和有利な第2戦だったが、前半FW永井のゴール、後半ワシントン→永井と繋がった攻撃のこぼれ球を阿部が押し込み2−0と勝利を確実にした。

ゲーム展開としては、圧倒的なサポーターの後押しもあり浦和の方が良い攻撃を展開していたが、しかしリーグ制覇とACL制覇を狙うチームの主力選手には疲労の色も濃く、ポンテ、ワシントンなど攻撃の核となる選手が途中交代となる厳しいものだっただろう。

浦和の一番の強さは、タレントの豊富さではないかと思うが、攻撃ではポンテ、ワシントン、守備では闘莉王、鈴木という絶対的な選手のクオリティが浦和の強さのベースになっている。

そこに、阿部、長谷部、田中(達)、永井などなど技術・センスのある選手達が加わるのだから相手にとっては驚異だろう。


とりあえず念願のアジア最強クラブになった浦和だが、これからは世界クラブワールドカップでの成功が期待される。

おそらく、初戦はセパハンになりそうだが、なんとか勝ってミランと戦うところまでは行って欲しい。

Jリーグと世界最高のチームとの距離を計る初めてのチャンスなのだから。


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posted by Ryon at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Jリーグ2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

レッズACL決勝へ



浦和レッズが城南一和をPKで破り、ACLの決勝へ進出した。

アウェーの城南一和戦で引き分けながらも2点を取っていたことで、ホームゲームでは0−0や1−1の引き分けでも良い。

守備の良い浦和だけに、このミッションはさほど難しくないのではないか、そんな軽い気持ちでいたのだが、ゲーム序盤に先制点を取った事で、その確率は限りなく100%に近づいた様に感じていた。

しかし、終わってみればPKでの辛勝という厳しいゲームで、アジアの頂点に立つのは容易なことではないのだと思い知らされた。

ゲームを難しくした最大の要因は選手の疲労ではないかと思うのだが、多くの代表選手を抱え、リーグでも優勝を争いながらのアジアでの戦いは我々の想像を遙かに超える難しさなのだろう。

決勝まで来たと行っても、レッズを取り巻く状況はさほど変わらない。これから先は気力と運の要素も重要になってくるだろう。

日本のクラブチームがクラブワールドカップで活躍する所がなんとしても見たい!、世界に誇れるレッズサポーターの姿と共に。



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2007年10月19日

五輪代表ドーハで敗れる(日本1−2カタール)



結果が出ていても、内容が悪いと言われ続けていた五輪代表だったが、このゲームでは、立ち上がりから積極的にプレーしカタールよりも優れたチームであることを印象づけた。

FW李を1トップとした4−2−3−1システムは、柏木を中心とした中盤が非常にうまくパスを繋ぎゲームを支配した。

カタールの繰り出すロングボール、カウンターにもDF陣はうまく対応しており、内容という面では合格点を与えられるゲームになったのではないだろうか。

1トップというシステムである事を考えれば、攻撃時には両サイドの選手のうちどちらか一人はよりFW的な仕事をするべきだったとは思うが、本田、水野、家長という選手の特徴を考えれば少し難しい仕事だったかもしれない。

日本の得点も失点もセットプレー絡みのものだったが、この点については現代サッカーの傾向から考えれば予想の範囲内だろう。

FWがシュートまで行けるようなチャンスはあまりなかったが、中盤の選手がシュートまでいけるタイミングは何度かあったので、その当たりの精度がもう少し高ければ追加点はとれたのではないだろうか。

最悪でも引き分けが必要というゲームだったが、最後はDFのハンドによるPK献上という残念な結果となってしまった。

しかし、このハンドは不運の一言で済ませて良いのかは疑問だ。

このゲームの中だけでもFW森島がハンドでカードをもらい次戦は出場停止となっている。最近のA代表の試合でも闘莉王がハンドでPKを与えたシーンは記憶に新しい。

オシム以前の代表で、ハンドでピンチになったというシーンはほとんど記憶に無いのだがこれは偶然なのだろうか?

最近、選手が胸トラップをする際に腕を前につきだしてトラップするシーンがよく見られる。たしかU20ワールドカップでも同様の動作からのシュートがハンドで無効になっていた。このトラップなら胸+肩でボールコントロールが容易になるのだろうが、タイミングが悪ければハンドを取られるし、実際には正当なトラップであってもハンドに見える可能性は高い。

これらのプレーには相手や審判を欺こうという意識は無いのだろうか?。ボクシング亀田問題が盛り上がっている最中なだけに、フェアプレーの精神が薄い事への罰が今回の敗戦に繋がっているのではないかという気持ちになってしまった。

五輪への道は簡単ではない。


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posted by Ryon at 01:48| Comment(2) | TrackBack(1) | 日本代表2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

結果と内容

■結果か内容か?

1ヶ月ブログの更新をサボっている間にも、日本のサッカー界にとっては重要な試合が何試合か行われた。

A代表の欧州遠征や五輪代表の最終予選、女子W杯やACLでの浦和の健闘など、概ね良い結果や内容が残せたと感じているサッカーファンは多いのではないだろうか。

しかしながら、様々なメディアの情報を見るとオシム監督と反町監督の評価が最近徐々に下がってきている様に感じられる。

その理由は”結果が良くないオシムジャパン”と”内容が良くない反町ジャパン”という正反対の要素であることが興味深い。

A代表と五輪代表の現在地を確認すると、2010年のW杯の為のチーム作りをしているオシム監督には”結果よりも内容”が重要であるし、北京五輪出場が義務づけられる反町監督にとっては”内容よりも結果”が重要だと私は思う。しかし、結果も内容も良くなければ世論は許してくれない様だ。

そもそも”結果と内容を分けて考えることが違う”と言う人もいるのかもしれないが、私としては”結果が出ないと分かっていても内容を重視しなければいけない時期”や、”内容は期待できないが結果は残さなければいけないという時”も存在すると思うので、現在のように”結果と内容”の両方を求め続ける事だけが正しいとは思えない。

もちろん、高いレベルでやるためには両方を追い求めるというやり方もあると思うのでその考え方も否定はしないが、どんなやり方にも長所・短所は同時に存在すると言うことだ。

必要以上のバッシングにならないように、悪い部分だけではなく良い部分も同時に評価しなければいけないと感じている。


■反町ジャパンの憂鬱

ここまでほとんど負け無しで戦い続けている五輪代表・反町監督だが、メディアの評価は著しく低いように感じる。

まあ、戦っている相手がアジアという事なので、結果だけではなく内容でも圧倒してもらいたいという願望があるのだろうが、親善試合ではなく五輪出場がかかる試合という事を考えれば、まずは負けないことが最優先だろう。

しかし、このチームの難しいところは結果を追いながらも、同時に”何人をA代表に送り込めるか?”という”内容に関わる部分”も同時に求められているところだ。

この”A代表への貢献・適応”の部分が足かせになっている為にどこか中途半端なチームになっているのではないだろうか。

五輪代表がモデルとしているのは間違いなくA代表だと思うが、即A代表に加われる選手を育てるためには五輪代表も同じコンセプトでチーム作りをする必要があるし、そうなると監督の個性は出しにくい状況になる。

それでも、ある程度内容が評価されているA代表がモデルであれば良いチームが出来そうなものであるが、実際にはそうなっていないのが現状だ。

ではなぜそうならないのか?

そこには、A代表と五輪代表が現在求めているものが違うという事情が関係していると思われる。

五輪代表がモデルにしているA代表の現在地は2010年W杯への下地作りのようなもので、現状完成形は提示されていない。
”走れる・ボールも人も動く”というコンセプトはあるが、おそらくこれだけが完成形ではないだろう。それは欧州遠征前に大久保を、欧州遠征では松井という今までは積極的に排除してきた個の力をベースとする選手を試したことからも明白だ。

つまり、途中経過のチームをモデルとしながら、その中途半端な状態のチームで五輪出場を目指すという作業自体が非常に困難な作業であるという事実だ。

同じような立場で戦ったU20代表も、コンセプトは共通だが、A代表への選手の供給という役割が五輪代表よりも重要ではないので監督の個性がより出しやすいという部分で結果・内容のあるチームになったのではないだろうか。

結果が出ても最終的にW杯で惨敗したジーコジャパンの反省から、反町ジャパンへの風当たりが強くなっているのも理解できるが、少々気の毒だなと感じる部分もある。

今後の五輪代表に一番期待するのはやはり結果という事になるが、この理不尽な状況をねじ伏せるようなたくましさが出てくる事にも期待したい。


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posted by Ryon at 10:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本代表2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

アジアカップは正しかったか?

number 686号に載っているDF中澤祐二のインタビュー記事を読んでいて、先日のアジアカップでの日本代表の参加姿勢が本当に正しかったのかについて、少し考えさせられた。

最終的に4位に終わったアジアカップだったが、私としては結果よりも内容という考え方を支持した事もあり、あの結果についてはあまり悲観してはいなかった。むしろ、ボール支配率で圧倒し常に主導権を握ることができた部分において、チームのベースとなる部分の完成度は順調に上がってきていると感じていた。

闘莉王のいないDF陣とフィニッシュの精度についてはかなり問題があったが、その点についてはある程度予想できた事なので、その部分がその後のカメルーン戦である程度修正できている事で、ここまでの強化プランも、これからのプランも計画通りに進んでいると感じられる。

アジアカップまででやりたかった事は、例えばケーキに例えるとスポンジ部分をどれだけおいしくできるか、そのスポンジ部分の味だけで他国のケーキにどこまで迫れるか?という事を試したのだろう。

しかし、闘莉王という良い素材を事前に欠き(これはスポンジ部分の重要な素材だ)、クリーム(どのような攻撃を仕掛けるか?)をどのような味にするかを決めずに、高原という今、日本でもっともおいしいイチゴの味に頼った戦い方は、絶対に勝つという強い意志を持ったものでは無かった。

話が横にそれてしまったが、中澤祐二はアジアカップでの優勝を心から望んでいた。そしてコンフェデでの真剣勝負を望んでいた。

アジアカップでの日本代表の戦い方や、ここまでの方向性にはある程度満足しているようだが、頭では納得しているが気持ちの面での割り切れ無さが感じられた。

チーム内の雰囲気が大人しく、黙々とこなしているという印象。経験のある選手が盛り上げようとしてもチーム全体が盛り上がらないジレンマ。ロジックを重視するオシムサッカーではあまり重要視されていない様に感じられる気持ちの面でのチームの一体感の無さがどうしても引っかかっているようだった。

現在の日本代表メンバーにはアテネ世代がかなりの数含まれている。阿部・駒野・鈴木・闘莉王・今野・・・彼等はアジアで優勝するという経験をしていない。五輪本戦出場はしているが、そこでも満足できる結果を残していない。駒野はW杯にも出場したがそこでも満足できる結果は残せていない。

中澤祐二が語る、大人しいメンバーが誰なのかは判らないが、ロジックだけではなく、気持ちが勝負を決める事があるという事を経験で知っている選手達はきっとこれからも声を出して行くのだろう。

このnumberで鈴木啓太は「負けた試合から得るものは大きい」と言った。しかし彼等には勝った経験が無いのだという事を忘れないで欲しい。中澤祐二の言葉からは「優勝から得られるものもまた大きい」のだという事を感じてほしい。

正しい答えなど無いのだろうが、勝者のメンタリティを身につけさせるために、がむしゃらに勝ちに行くという選択肢もありだったのかもしれないと今は感じている。


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posted by Ryon at 09:58| Comment(6) | TrackBack(0) | 日本代表2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月15日

カメルーン戦メンバー発表は12名

8月22日に開催されるA代表vsカメルーン戦(大分・九州石油ドーム)の日本代表メンバーが発表された。

今回選出されたのは以下の12人で、それ以外のメンバーは今週のJリーグ終了後に発表になるらしい。

▽GK 川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)

▽DF 中沢佑二(横浜)加地亮(G大阪)闘莉王(浦和)駒野友一(広島)

▽MF 橋本英郎(G大阪)遠藤保仁(G大阪)中村憲剛(川崎F)鈴木啓太(浦和)阿部勇樹(浦和)今野泰幸(東京)


アジアカップ終了後、何人かのメンバーが入れ替わるのではないかという予想があったが、今回発表のメンバーでは橋本以外はおなじみのメンバーとなり、これらの選手への信頼の厚さが感じられる。

選ばれているメンバーを大雑把に分けると”ポリバレントな選手”・”換えのきかない選手”の2種類のようだが、基本的に守備面で計算が出来る選手ばかりが選ばれている。

ポリバレントな選手の代表格はDF/MFをこなす阿部・今野だが遠藤・中村(憲)もMFであれば守備的/攻撃的どちらも出きる選手だ。
SBの駒野も左右どちらでも対応出来るという点でポリバレントといえる

換えのきかない選手としてはCBの中澤・闘莉王、守備的MFの鈴木の3人とSBの加地という事になるだろう。

今回発表のメンバーにはFWが一人も選ばれていないが、高原以外に信頼できるFWがいないという事なのだろう。

今まではチームプレーや守備での貢献などが重要な選択基準になっていた日本代表FW陣だが、決定力不足により4位に終わったアジアカップで、個人技で打開できるFWの重要性がクローズアップされ、新たな戦力発掘が急務となっている。

注目は浦和の田中(達)や神戸の大久保などドリブルで切り崩せるタイプが選ばれるかというところだが、新しい日本代表には必要な要素だろう。

ベースはすでに出来ている。あとは世界と戦うための更なる武器を手に入れたいところだ。

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posted by Ryon at 09:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 日本代表2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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